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診療部
診療実績
平成29年度診療実績
29年度の入院患者総数（再入院を含む）は287名（対前年比57.6%増）であった。
ひと月に19～32名が入院し平均23.9名。紹介元は急性期病院から139名（48.4%）、開業医の先生方から148名(51.5%)。
病棟の内訳としては医療保険病棟（１・３階）に222名(77.3%)、介護保険病棟（２階）に65名(22.6%)が入院した。
疾患別（主病名１つ）の内訳は昨年度と同様に、高齢者が多いと言う事もあり脳血管疾患、誤嚥性肺炎、認知症、整形外科疾患等を起因とする廃用症候群・運動器不安定症が最も多く102名（35.5%）、次に転倒等による骨折を含む整形外科疾患と肺炎・COPDを含む呼吸器疾患が各々27名(9.4%)、認知症26名(9.0％)、パーキンソン病・ALSを含む神経～筋疾患が24名（8.3%）、看取りを含む悪性腫瘍が19名(6.6%)、循環器疾患13名（4.5%）、褥瘡を含む皮膚科疾患12名、消化器疾患・代謝性疾患各々10名、腎臓疾患7名、泌尿器科疾患4名、老衰・熱中症各々2名、血液疾患・血管系疾患各々1名と多岐にわたっていた。
28年度と比較して、摂食障害、一時的なADL低下に伴う運動器不安定症の在宅患者が増加した。
また当院では22年度より人工呼吸器管理下の患者を引き受けているが、29年度はALS・COPDを始めとし延10名(レスパイトを含む)の患者を医療保険病棟にて管理している。
